自治体制度・病院
TNR対応病院を探すときの確認項目
野良猫の不妊去勢手術をしようと思ったら、猫を捕まえる前に病院を決めておきましょう。
「動物病院ならどこでも診てもらえる」と思いがちですが、野良猫の受け入れをしていない病院もあります。受け入れていても、予約方法や連れて行き方、耳カット、助成制度の扱いなどは病院ごとに違います。
捕まえてから電話をかけ続けることにならないよう、先に確認しておきたいことをまとめます。
まず「野良猫のTNRを受けてもらえるか」を聞く
一般診療をしている動物病院でも、野良猫の不妊去勢手術には対応していないことがあります。
反対に、野良猫や保護猫の不妊去勢手術を中心に受けているスペイクリニックもあります。
電話や予約時には、「飼い主のいない猫のTNRです」と最初に伝えると話が早いです。
捕獲してからではなく、先に予約する
野良猫は予定どおり捕まるとは限りません。それでも、病院は先に予約しておく方が動きやすいです。
野良猫の手術でも、事前予約が必要な病院は多くあります。捕獲できるか分からない段階でも、先に予約を取っておくよう案内している病院もあります。
捕獲できなかった場合のキャンセル方法も、予約時に聞いておきます。
捕獲器のまま連れて行けるか
病院によって、捕獲器のまま搬入できるところ、捕獲器での搬入を指定しているところ、ハードキャリーでも受け付けるところなど対応が違います。
捕まえたあとに別の容器へ移し替えるのは、逃走やけがにつながることがあります。病院へ何に入れて連れて行けばいいかは、捕獲前に確認しておきます。
耳カットをしてもらえるか
TNRでは、手術済みであることが外から分かるように耳先をカットすることがあります。
耳カットをするか、料金に含まれているか、助成制度を利用する場合に耳カットが必要かを確認します。
一度手術した猫をまた捕獲してしまわないためにも、外へ戻す予定の猫なら特に確認しておきたい項目です。
手術代だけでなく、追加費用も聞いておく
不妊去勢手術の料金だけでなく、初診料、ワクチン、ノミダニ駆除、妊娠していた場合の追加費用などが発生することがあります。
どこまでが基本料金に含まれるかは病院によって違います。
自治体の助成金や手術券を使いたい場合も、その病院で利用できるかを先に確認します。助成制度に対応していない病院もあります。
何時に連れて行って、何時に迎えに行くか
搬入とお迎えの時間も病院によって違います。
手術当日に迎えに行く病院もあれば、前日預かりや術後の一泊に対応している病院もあります。
仕事や移動時間もあるので、予約するときに「何時までに連れて行くか」「お迎えは何時ごろか」まで確認しておくと慌てません。
手術前のごはんは、病院の指示に合わせる
手術前の絶食時間をネットの情報だけで決めるのは避けてください。
病院によって指示が違うため、「最後のごはんは何時までか」「捕獲用の餌は食べても大丈夫か」を予約時に聞いてください。
捕獲のために少量の餌を使ってよい病院もありますが、病院によって指示は違います。
体調が悪そうな猫なら、そのことも先に伝える
不妊去勢手術専門の病院では、一般的な病気の診察や検査を行っていないこともあります。
けがをしている、かなり痩せている、元気がないなど気になる様子があるなら、予約時に伝えて、その病院で対応できるか確認してください。
予約するときに聞いておくこと
- 野良猫のTNRを受けているか
- 事前予約が必要か
- 捕獲できなかった場合のキャンセル方法
- 捕獲器のまま搬入できるか
- 耳カットをしてもらえるか
- 手術料金と追加でかかる可能性のある費用
- 自治体の助成制度や手術券が使えるか
- 搬入時間とお迎え時間
- 手術前の食事について
- けがや体調不良があった場合も対応できるか
TNRを始める前に、自分にできること
- 住んでいる地域の助成制度を調べる
- 野良猫の手術を受けている病院を探す
- 病院へ電話し、受け入れ条件を確認する
- 手術日を決めてから捕獲日を考える
- 捕獲器や搬送方法を準備する