保護
野良猫を保護したら最初にすること
野良猫を保護したら、まずは家の中を自由に歩かせるより、落ち着ける部屋をひとつ用意してあげるとお互いに安全です。
外で暮らしていた猫は、急に知らない場所へ連れて来られてかなり緊張しています。 脱走を防ぎながら、静かな場所で休ませて、その後に動物病院へ相談します。
最初は1部屋だけで過ごしてもらう
保護したばかりの猫を、いきなり家中に放すと危険です。
静かな部屋に、トイレ・水・ごはん・寝床・隠れられる場所を用意します。 キャリーや段ボールのように、猫が自分から入って隠れられるものがあると落ち着きやすくなります。
新しい環境では、しばらく隠れたまま出てこない猫もいます。 無理に引っ張り出したり、触ろうと追いかけたりせず、その猫のペースで出てくるのを待ちます。
まず脱走できる場所がないか確認する
保護したばかりの猫は、まだその家を安全な場所だと分かっていません。窓や玄関が開いた瞬間に外へ飛び出すこともあります。
網戸だけでは開けたり破ったりする猫もいるので、窓・玄関・勝手口など、外へ出られる場所がないか一度確認してください。
家族がいる場合は、「この部屋に猫がいるからドアを開けない」など、共有しておきます。
先住猫がいるなら、すぐ会わせない
先住猫がいる家では、保護した猫とすぐに対面させず、最初は別の部屋で過ごしてもらいます。
新しい猫自身が落ち着く時間になるだけでなく、先住猫にとっても、突然知らない猫が縄張りに入ってくる負担を減らせます。
体調や感染症についてまだ分からない段階でもあるので、トイレや食器も分けておきます。
関連記事:「先住猫がいる家に保護猫を迎えるときの注意点」
動物病院へ連れて行く前に電話する
外で暮らしていた猫を診てもらいたいときは、いきなり連れて行くより先に動物病院へ電話してください。
人に慣れていない、キャリーから出せない、捕獲器に入っているなど、猫の状態によって病院側の受け入れ方法が変わることがあります。
「野良猫を保護した」「人に触らせるか」「捕獲器やキャリーに入っているか」まで伝えて、どう連れて行けばよいか確認します。
病院では、今後必要なことを相談する
健康状態の確認だけでなく、ノミ・ダニ、寄生虫、ワクチン、避妊去勢手術など、これから必要になることを獣医師と相談します。
先住猫がいる場合は、そのことも伝えてください。 いつ頃から同じ空間で過ごしてよいか、必要な検査や予防についても猫の状態に合わせて相談できます。
記事だけで病気や感染症の有無を判断せず、実際の猫を診てもらったうえで進めます。
ごはんを食べないからと、すぐ無理に食べさせない
環境が変わった直後は、緊張して人がいる間は食べない猫もいます。
静かな場所にごはんと水を置き、少し距離を取って様子を見ます。長く食べない、元気がないなど気になる状態があれば、動物病院へ相談してください。
保護した猫のために、自分にできること
- 外へ出られる場所がないか確認する
- 静かな1部屋にトイレ・水・ごはん・隠れ場所を用意する
- 先住猫がいるなら別室にする
- 動物病院へ電話し、保護した猫であることを伝える
- 健康状態や今後必要な予防・手術について相談する
- 猫が落ち着くまで、無理に触ったり家中を歩かせたりしない