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野良猫・TNR

野良猫にごはんをあげる前に知っておきたいこと

公開日: 2026/10/2更新日: 2026/10/2

お腹を空かせていそうな猫を見たら、ごはんをあげたくなると思います。

毎日食べに来るようになったら、食べ残しの片付け、ふん尿への対応、不妊去勢手術まで考えていきましょう。

置き餌はしない

ごはんを置いたままその場を離れる「置き餌」は避けてください。

食べ残しをそのままにすると、ほかの猫だけでなく、カラスや虫などが集まる原因にもなります。餌場が汚れれば、猫を嫌う人が増えるきっかけにもなります。

決まった時間に、猫がその場で食べ切れる量を容器であげ、食べ終わったら容器と残ったごはんを回収します。

毎日あげるなら、猫の数も見ておく

昨日まで1匹だったのに、気づけば3匹、5匹と増えていた。野良猫の餌場では珍しくないことです。

いつ来る猫なのか、全部で何匹いるのか、耳カットがあるかを普段から見ておくと、手術が必要な猫にも気づきやすくなります。

新しく来た猫や、子猫を連れた母猫がいないかも見ておきます。

ごはんだけでは、猫は減りません

未手術の猫にごはんをあげ続ければ、栄養状態がよくなり、そのまま繁殖していきます。

環境省も、不妊去勢をせず、排泄物の処理や清掃もしないまま餌だけを与えることは、飼い主のいない猫を増やすことにつながるとしています。

耳カットのない猫がいるなら、自治体の助成制度やTNR対応病院を調べ、不妊去勢手術まで考えてください。

関連記事:「TNRとは?個人でもできる野良猫の不妊去勢」

ふん尿のことも「誰かがやる」ではなく自分ごとに

ごはんを食べに来る猫は、その近くで排泄することもあります。

自分の家では困っていなくても、隣の庭や花壇がトイレになっていることがあります。餌をあげるなら、猫用トイレを置けないか考えたり、周辺のふんを見つけたら片付けたりするところまで意識したいところです。

地域猫活動でも、給餌と不妊去勢だけでなく、トイレの設置や周辺清掃まで含めて管理します。

近所の人に嫌われる猫を増やさないために

猫が好きな人にとっては「少しくらいごはんをあげても」と思えることでも、猫が苦手な人や、庭をふん尿で汚されている人から見れば受け取り方は違います。

食べ残しを放置しない、掃除をする、猫を増やさない。この3つを続けるだけでも、周囲とのトラブルは減らしやすくなります。

猫を守りたいなら、猫だけを見るのではなく、その猫が暮らしている場所の人たちとも共存できる形を考える必要があります。

ごはんをあげ始めた自分にできること

  • 置き餌をやめ、決まった時間に食べ切れる量をあげる
  • 食後は容器と食べ残しを回収する
  • 何匹来ているか、耳カットがあるか確認する
  • 未手術の猫がいればTNRを考える
  • ふん尿の掃除や猫用トイレを考える
  • 自治体の助成制度やTNR対応病院を調べる
#野良猫#餌やり#地域猫