保護
保護団体に連絡する前に、自分で確認できること
外で猫を見つけたとき、「保護団体に連絡しよう」と考える人は多いと思います。
もちろん、困ったときに相談するのは悪いことではありません。 ただ、猫を見つけた人にしか確認できないこともあります。連絡する前に少し状況を見ておくだけで、その後の話がずっと進めやすくなります。
まず、その猫のことを少し見てみる
首輪はあるか、耳カットはあるか、いつ頃からその場所にいるのか。1匹だけなのか、ほかにも猫がいるのか。
子猫なら母猫がいないかも確認します。今その場に母猫が見えなくても、食事などで離れているだけかもしれません。
見つけた場所や猫の様子が分かると、相談先も次の方法を考えやすくなります。分かる範囲で大丈夫なので、まずは目の前の猫のことを見てみてください。
写真を撮れるなら、残しておく
猫の全身、顔、耳先、いる場所の様子が分かる写真があると、相談するときに役立ちます。
近づけない猫なら、無理に触ったり追いかけたりする必要はありません。離れた場所から撮れる範囲で十分です。
子猫なら、大きさが分かる写真もあると、だいたいの成長段階を相談しやすくなります。
「どこにいる猫か」も大事
自宅の庭なのか、道路沿いなのか、空き家なのか、会社や店舗の敷地なのか。猫がいる場所によって、できることは変わります。
自分の土地ではない場所で捕獲器を置くなら、土地の所有者や管理者への確認が必要になることもあります。
相談するときは、住所をSNSに公開する必要はありません。団体へ個別に伝える場合も、どこまで共有してよいか確認しながら進めます。
保護してほしい、だけで終わらせない
保護団体やボランティアに相談するときは、引き取りを相談する場合は、自分が手伝えることも伝えてみてください。
たとえば、捕獲のときに立ち会う、病院まで運ぶ、医療費を負担する、一時的に預かる、里親探しを手伝う。 自分の家で迎えられる子がいないか考えることもできます。
全部できる必要はありません。でも、猫を見つけた人ができる部分を少し引き受けるだけでも、受け入れる側の負担は変わります。
野良猫なら、保護だけが選択肢ではありません
人に慣れていない成猫を見つけた場合、必ずしも家の中へ保護することが一番とは限りません。
健康状態やその地域の状況を見ながら、避妊・去勢手術(TNR)をして元の場所で見守る方法もあります。
耳カットがなく、これから繁殖する可能性がある猫なら、自治体の助成制度やTNR対応病院を先に調べてみるのもひとつです。
関連記事:「TNR」
子猫がいるなら、母猫まで一緒に考える
子猫だけを保護先につないでも、母猫が未手術のまま外に戻れば、また妊娠する可能性が高いです。
猫は1年のうちに複数回出産できる動物です。 子猫の保護先を探すのと同時に、母猫の避妊手術まで考えておくと、同じ場所でまた子猫が生まれることを防ぎやすくなります。
関連記事:「野良の子猫を見つけたら?母猫がいるのに連れ去らないで」
相談するときに伝えるといいこと
- 猫を見つけた場所と状況
- 成猫か子猫か、何匹いるか
- 母猫がいるか
- 耳カットがあるか
- 人に近づけるか
- けがや気になる様子があるか
- 自分でできそうなことは何か
その猫のために、自分にできること
- まず猫の状況を確認する
- 写真を撮れる範囲で残す
- 母猫やほかの猫がいないか見る
- 自治体の制度や避妊・去勢手術(TNR)対応病院を調べる
- 保護団体に相談するなら、自分が手伝えることも一緒に伝える
- 保護後の費用や一時預かりなど、自分にできる範囲を考える